双子の愛が重すぎる
「着きました」

運転手さんの声の後、左側の扉が開き仁が先に降りた。

「澪さん」

仁はそう言い、私に手を差し出した。

「ありがとう」

そう言い私は仁の手のひらの上に手を乗せようとすると、後ろから長い腕が伸びてきた。

パシッ

蓮が私が手を取る前に仁の手を叩いたのだ。

「いらないことするな」

「はいはい。嫉妬は醜いですよ」

嫉妬?

「うるせぇ。澪、行くぞ」

蓮は私の背中を押し、車を降りた。

「うっわぁ・・・・・・」

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