女神アフディーの初恋

約束と、真珠色の光

「情熱的な青い鳥(アオショウビン)」も、静かに羽音を立てて彼女の隣に降り立ちます。

「さよならだ、アロン。私は今日という日を忘れない。ずっと、ずうっと……決して忘れないわ」

 泣きじゃくりそうな自分を必死に抑え、アロンは絞り出すような声で呟きました。

「忘れるなよ。……絶対だからな」

「ええ。約束するわ」

 悲しくも気高い約束を交わすと、アロンは先ほど拾い上げた「孔雀の羽根」を、彼女の手へと差し出しました。

「これ、やるよ。……俺たちの、友情の証だ」

 アフディー様はその羽根を、壊れ物を扱うようにそっと受け取りました。
 胸の奥に宿った、神々さえも知らない切なくて温かな感情。

 それを抱きしめるようにして、彼女は真珠色の光の中に溶け込み、静かに姿を消していったのでした。

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