精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道
彼の名前は、日高 いつきくん。県内の有名な城のあるおしゃれな地域にある市立中学校から養護学校に転校してきた人で、頭が良くて、養護学校に行くほどの知的障がいではないし、顔つきや動作、喋り方もほぼ健常者と同じようで、どこに問題があって養護学校に行っているのか、当時は全く想像がつかなかった。

泊まっている間は、いつきくんと遊んで過ごした。大きい男の子の部屋に近いテレビがある広間で、話したり、テレビで音楽鑑賞したり、ドラマを観たりして過ごした。

1年生の冬休みの宿泊利用後半には「お前気に入った」とか「施設に入所して」と言われ、とてもいい印象に思ってくれた。こんなに顔がきれいで、頭の良さそうな人に気に入ってもらえるなんて、これまで片思いの男子たちに敬遠されていた自分に春が来たんだと今は振り返る。
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