精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道
担任は、先輩との恋を応援してくれた。担任は体育教師で、体育館へ移動中も一緒に先輩と行動させてくれて、見学の時間は一緒に話ができるようにしてくれた。姿をひと目見ると、ドキーンと胸が高鳴った。先輩が登校したとき、出席カードを渡し、無口な先輩がいつも「ありがとう」としっかりした声で言った。雨が降ったとき、先輩を傘の中に入れてあげるように言われたが、恥ずかしくてできなかった。先生と相合傘をしていた。帰りも雨が降っていて、先生がいなかったので、先輩に傘に「入りますか?」と訊くと「大丈夫」と言った。

体育の授業の見学中では、質問攻めをした。先生が、肉と魚どっちが好きかと言った。先輩は「魚」と答えた。質問をした中で記憶にあるのが、生まれ年と好きな食べ物と、兄弟姉妹の有無。誕生日は学校のカレンダーに生徒みんなの誕生日が書かれていたので、7月始めの生まれであることは知っていた。生まれ年は自分より2年先に生まれていて、1年生の頃も3年生の生徒として在籍していた記憶があり、先輩の3年生は2年目ということになる。好きな食べ物は「魚」と言い、あまり自己開示したくない人なのかなーと思った。兄弟姉妹の有無は「兄がいるくらいですね」と言っていた。
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