忘れないまま恋をした
墓前。

花を置く。

「私、

また結婚する」

風が吹く。

不思議と、

心は穏やかだった。

颯斗は消えない。

直哉も消えない。

私は、

二つの愛を抱えて生きていく。

帰り道。

直哉が言う。

「怒られてない?」

私は笑った。

「大丈夫」

空を見る。

青い空。

きっと、

どこかで笑ってる。

隣を見る。

直哉がいる。

手をつなぐ。

温かい。

これが、

今の私の隣。

そして、

これからの隣。
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