ねぇ、私の事嫌い?
そして、家を出た。
「行ってきます。」
横断歩道を渡るために信号が青になるのを待っている。
早くならないかな……。
「利乃!」
そういってマンションの方から駆け足でこっちに来てくれる。
それはかな。
「かな!」
「利乃、公園?」
あれ?谷から教えられてないのかな?
「うん。谷と3人で遊ぼうって」
「やった。サッカーボール忘れてたんだ」
そのやったの中に、どんな感情が含まれてるんだろう。
私と遊べて嬉しいのかな。それとも、サッカーボールを取りに行く手間が省けたからかな。
かなの性格からして……前者だろうな。
「何する?」
「そりゃ……サッカーだろ!」
サッカー……大人数だから、かなと話す時間少なくならないかな。
「3人でパスしあおう!」
かなは……私の心を読んでくれてるみたい。
そして……王子様だ。