ねぇ、私の事嫌い?
たまたま廊下を見てみた。そうしたら、空香と一緒に歩いている、真理の姿があった。
真理、の袴……
可愛い、かっこいい。
私には、できないや……
私は、真理の袴すがたに夢中になっていて、空香のことが目に入らなかった。
真理、真理、どうしてそんなに可愛いの?
私は、真理みたいになれたら……
どんなに幸せだろ。
醜い嫉妬を膨らませていたら、真理がこっちをみた。
そして、「ふん」と息を吐いて自分の教室に向かっていった。
真理を見て、落ち込むのはやめよう。
もっと自尊心を高めていこう!
気持ちを切り替えて、自分を慰めようとする。
でも、そんなの気休めでしかない。
もう一度、真理と友達になりたいな。