2分の1の世界
理久「いや、なんか監視されてるって言うか」

佳代子「時計にGPS付かなかっただけマシなんじゃない?最初は付ける予定だったらしいし。ま、批判がすごかったから無くなったけどさ」

理久「早くない…?」

佳代子「そう?3年経つし、田舎だから遅かった方じゃない?」

理久「でもさ」

佳代子「宏太朗君のお母さんの家は、高層マンション建てるから立ち退いてくださいって言われたんだって」

理久「(上の空)へー」

佳代子「一軒家だったのによ?」

理久M「あと、5ヶ月…」

○住宅街(夜)
小走りの理久。

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