2分の1の世界

理久、紫織が立っていた場所を見渡すが誰もいない。
後ろから翼がやってきて

翼「おい、どうしたんだよ」

理久「(紫織の家を指し)あそこに居た女の子!」

翼「女の子?いたっけ?」

理久「いたよ!青の時計つけた女の子が!」

翼「時計?この?」

翼、腕を軽く上げ赤色のスマートウォッチを見せる。

理久「そう!青色だったんだよ」

翼「そんなわけないだろ。2部の人が、この時間に外にいるわけないって」

理久「それは…そうだよな」

翼「見間違えだよ。俺達も早く帰らないとまずいって、そろそろ17時になる」

理久「あぁ…」

納得のいかない様子の理久。

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