2分の1の世界
○(戻って)紫織家・リビング(夜)
家電で電話している紫織。

紫織「そ、そうだったんだ」

柊斗の声「佐倉君にも謝っといてほしい。連絡先交換してなくてさ」

紫織「(一瞬言葉に詰まるも)わかった。ま、会えなかったのは残念だけど気にしないで。いつか会えるかもしれないしさ」

柊斗の声「うん。時計、紫織の家のポストに入れといたから。佐倉君がどうやって時計を手に入れたのかは知らんけど、時計のことは誰にも言わんし」

紫織「わかった。ありがと」

柊斗の声「じゃ」

紫織「柊斗」

柊斗の声「ん?」

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