2分の1の世界
香菜「ありがと!紫織は就職こっちなの」

紫織「ううん。福岡に帰る」

香菜「あ、そうなんだ。ま、そうだよね~地元に帰りたいよね~」

紫織と香菜の後ろを電話している裕也が通る。

裕也「いや、4年もいればなれるって。そういえば理久がさ」

紫織、はっと後ろを振り返り周りを見渡す。電話をしている裕也の後ろ姿。

香菜「紫織?」

紫織「あ、ごめん。なんだっけ?」

香菜「ちょっとトイレ行ってくるから」

紫織「え、授業遅れるよ?」

香菜「すぐ戻るから!」

走って去っていく香菜。紫織、周りを見渡すが裕也はいない。

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