先輩×後輩
中学3年、春――――
「お母さん、お母さん!!」
『何よ。そんなにあわてて…』
「あたしっ。あたし、桜高行く!!」
『………はい??』
「だから!!桜高行きたいの!!」
『ねぇ美莉??自分の成績分かってる??』
「分かってるよ!!そりゃあ…今のままじゃ行けるわけないよ??でもっっ、どうしても桜高に行きたいの!!あたし頑張るからっ。だから…行かせてくださいっ」
私は、どうしても桜高に行きたかった。
自分の成績が最低だって事も、
桜高の偏差値がすごく高いって事も、
今のままじゃ絶対行ける訳ないって事も…
全部分かっている。
それでも私は、桜高に行きたかった。
『そう…分かったわ♪美莉が一生懸命考えて決めた事なら、応援するわ。
でも、きちんとお父さんも説得しなさいよ??学費、高いんだからね』
「うん!!お母さんありがとう!!大好きっ」
『頑張ってちょうだいね♪』
お母さんは、ニッコリ笑って私の頭を撫でた。
絶対に…桜高に行くんだからっ!!
「それじゃあ、勉強してくる!!」
『そう♪ご飯になったら呼ぶわね』
「うんっよろしく!!」
バタンッ
「よしっ。」
「お母さん、お母さん!!」
『何よ。そんなにあわてて…』
「あたしっ。あたし、桜高行く!!」
『………はい??』
「だから!!桜高行きたいの!!」
『ねぇ美莉??自分の成績分かってる??』
「分かってるよ!!そりゃあ…今のままじゃ行けるわけないよ??でもっっ、どうしても桜高に行きたいの!!あたし頑張るからっ。だから…行かせてくださいっ」
私は、どうしても桜高に行きたかった。
自分の成績が最低だって事も、
桜高の偏差値がすごく高いって事も、
今のままじゃ絶対行ける訳ないって事も…
全部分かっている。
それでも私は、桜高に行きたかった。
『そう…分かったわ♪美莉が一生懸命考えて決めた事なら、応援するわ。
でも、きちんとお父さんも説得しなさいよ??学費、高いんだからね』
「うん!!お母さんありがとう!!大好きっ」
『頑張ってちょうだいね♪』
お母さんは、ニッコリ笑って私の頭を撫でた。
絶対に…桜高に行くんだからっ!!
「それじゃあ、勉強してくる!!」
『そう♪ご飯になったら呼ぶわね』
「うんっよろしく!!」
バタンッ
「よしっ。」