怪異ハンター
昼間の公園は夜とは打って変わって、爽やかで明るい雰囲気がしている。
今は平日の昼間で子供たちの姿はなく、犬の散歩をしている老人や小さな子どもを連れた買い物帰りの男性女性の姿が多く目についた。
藤の花の下は木製のベンチになっていて、そこに昨日の夜街灯の下で見かけたあの二人組がいた。
明るい場所で見ると二人の顔はそっくりで、年齢も背丈も同じくらいであることがわかった。
「昨日の怪異は無関係なやつだったね」
ツインテールの方がつぶやく。
「そうだな。でもそんなに落ち込むことはないよ輝、怪異なんてそこら中に溢れてるんだからさ」
「そうだね拓。私達には十分時間もあるし、焦っちゃダメだよね」