妊娠しましたが相手に婚約者がいました。今更私が本命? ご冗談を。
語学堪能で国際弁護士資格を持つ清一郎さんとのお見合い話は、父から京極組に持ち出したのかもしれない。そうでなければ、対立する京極組と縁を結ぼうだなんて話は出ない。
彼女たちは月に何千万使ってやれば、直ぐに自分を特別な女だと勘違いする。この女はこのままアメリカに連れられ、変態富豪の夜の相手をさせられても自分は選ばれた存在だと感じるだろう。売春で一頻り儲けた後は、彼女から臓器を抜き取り始末する。余すことなく「公衆便器」を使うようなやり方だ。

私の推測が確かなら、これは私の母である冬城渚のアイディア。
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