刹那
5分くらいたって
女子の先輩たちは体育館にやってきた。
入り口から座っているあたしを見て
先輩たちは立ち止まった。
「優花…?」
「うそ?」
「何言ってんの、いるわけ…」
「優花…。」
ん?優花ってあたし?
「ち、違います!」
あたしは立って、先輩たちの
もとに向かった。
「あたし、城木樺蓮です。
バスケ部の体験にきました!
よろしくお願いします。」
「新入生かぁ!びっくりしたぁ!!」
先輩たちはとても驚いてる。
「あのぉーなんでびっくりしたんですか?」
「友達にすごく似てたからさぁ
その子かと思ってみんなびっくりしたんだ。」
あたしそんなに似てるんだ。
先輩たちはあたしをじーと見て
何回も何回も似てるって言った。
「あのぅ優花って誰なんですか…?」
先輩たちは急に静かになった。