ジュエル★バトル ~わたしが水晶の巫子!?~
1.「これって、ダイアモンド?」
「は?」
「うわ~、めっちゃ輝いてる……!
どこでこんなお高そうなもの手に入れたの⁉」
わたしの目に映っているのは、ネクタイピンについている、ギラギラと輝く石。
「オマエなあ。
会って第一声が『これって、ダイアモンド?』かよ……。
って、近いな!」
ぐい~っと顔をおしのけられた。
そのまま、ネクタイピンの主である晴間輝こと、
テルはわたしをじとりと見る。
おお、イケメンのにらみはハクリョクあるなあ。
まあ、テルの目つきが悪いのは今に始まったことじゃないから、全然平気なんだけどね。
「ごめんごめん。おはよう、テル」
「……おう。おはよ、美月」
あ、申し遅れました。
わたし、天川美月。
宝石や天然石が大、大、大好きな、フツーの女の子だよ。
得意科目は体育で、苦手なのは数学。
私立宝珠学園の中等部二年生なんだ。
「でさ、テル。これ、どうしたの?
めっちゃくちゃきれーなんだけど!」
「フリマで買ったんだよ。百円だった」
「マジですかっ⁉」
テルの制服のブレザーのネクタイをぐっとひっぱって、
再びピンの宝石に顔を寄せる。
「ぐえっ。
おい、ひっぱりすぎんなよ」
石がとりつけられているピンの方も、
キレイなシルバーで、美しい模様が彫りこまれている。
ところどころの小さな黒い石がアクセントになっていて、ほれぼれしちゃうよ。
こんなにギラギラ光る美しい石が百円……!
ほんとにダイアモンドなんじゃないの⁉
いや、こんなに大きかったら、何百万円もするから違うんだろうけど、
万が一ということもあるし……。
夢中で石を見つめていると、なんだか背筋がゾクゾクしてきた。
背中は寒いのに、頭だけがどんどんほてって熱くなっていく。
いいなあ、いいなあ……。
太陽を反射して、石の虹色のきらめきがくるくると回る。
頭がぼーっとして、もうこの石しか目に入らない。
この石、……ううん、この子、ほしいな。
この子を手に入れるためなら、何をしても……。
「うわ~、めっちゃ輝いてる……!
どこでこんなお高そうなもの手に入れたの⁉」
わたしの目に映っているのは、ネクタイピンについている、ギラギラと輝く石。
「オマエなあ。
会って第一声が『これって、ダイアモンド?』かよ……。
って、近いな!」
ぐい~っと顔をおしのけられた。
そのまま、ネクタイピンの主である晴間輝こと、
テルはわたしをじとりと見る。
おお、イケメンのにらみはハクリョクあるなあ。
まあ、テルの目つきが悪いのは今に始まったことじゃないから、全然平気なんだけどね。
「ごめんごめん。おはよう、テル」
「……おう。おはよ、美月」
あ、申し遅れました。
わたし、天川美月。
宝石や天然石が大、大、大好きな、フツーの女の子だよ。
得意科目は体育で、苦手なのは数学。
私立宝珠学園の中等部二年生なんだ。
「でさ、テル。これ、どうしたの?
めっちゃくちゃきれーなんだけど!」
「フリマで買ったんだよ。百円だった」
「マジですかっ⁉」
テルの制服のブレザーのネクタイをぐっとひっぱって、
再びピンの宝石に顔を寄せる。
「ぐえっ。
おい、ひっぱりすぎんなよ」
石がとりつけられているピンの方も、
キレイなシルバーで、美しい模様が彫りこまれている。
ところどころの小さな黒い石がアクセントになっていて、ほれぼれしちゃうよ。
こんなにギラギラ光る美しい石が百円……!
ほんとにダイアモンドなんじゃないの⁉
いや、こんなに大きかったら、何百万円もするから違うんだろうけど、
万が一ということもあるし……。
夢中で石を見つめていると、なんだか背筋がゾクゾクしてきた。
背中は寒いのに、頭だけがどんどんほてって熱くなっていく。
いいなあ、いいなあ……。
太陽を反射して、石の虹色のきらめきがくるくると回る。
頭がぼーっとして、もうこの石しか目に入らない。
この石、……ううん、この子、ほしいな。
この子を手に入れるためなら、何をしても……。