高校入学したら、軽そうな男の子と付き合うことになった。
HR的なのがあって、帰ることになった。
「茉ー桜」
煌牙の声だ。
「一緒に帰ろ」
あたかも普通のように声をかけてきた。
「そんな怯えたような目しないでよ、ショック受けるじゃん」
「女友達と帰るから…」
「いいじゃん、俺いても」
私は香奈と美々に目を向けた。
「うちら、校門出たら左だよ」
「私右だ…」
「俺も右!」
何でこの人はそんなに嬉しがるんだろう。
私だってさすがに、自分のことをブサイクだとは思ってない。
だけど、こんなイケメンに見初められるような顔ではない気がする。
内面は知らないし、何で付き合おって言ったのか…。
「そんな怪訝な顔しないでよ、傷付くじゃん」
「…考え事してた」
「なに?俺のことカッコイイな、好き!って?」
「いや…」