世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
「伝手を使って自分の目的を果たしたら、蓮司さんにとって私はもう必要なくなるわけでしょ? うちへの援助はもう終わってるし、あの人の人生のお荷物でしかないと思うんだよね」

「自分の話をしてるんだよね?」

「うん? そうだよ?」

「ちょっと他人事すぎて……。お荷物とか言わないの」

 私を思ってくれる彩香の気持ちがうれしくて、ありがたい。改めて自分は友だちと呼べる人に恵まれているなと思った。

 それはそれとして、今後の夫婦生活については事実を冷静に受け止めねばならない。

< 102 / 489 >

この作品をシェア

pagetop