世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
 蓮司さんがいないのをいいことに、私へ嫌がらせをして楽しみたいだけだろう。

 それがわかったから立ち去ろうとしたけれど、男は私の拒絶を無視して逃げ道を塞ぐように一歩詰め寄った。

 その距離の近さにぎくりとして身体が止まってしまう。

 ――あの時のように問題を起こすわけにはいかない。

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