世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
蓮司さんは露骨に顔をしかめると、鬱陶しそうに山城社長を睨む。
「どうして俺が怒らなければならないんだ」
「奥様にほかの男を近づけたくなかったんでしょう。なのに仲良く話していたから怒っている。……違いますか?」
え、と蓮司さんを見上げた。
腰にあてがわれた手にぐっと力がこもったのは、たぶん気のせいじゃない。
「私を信じて頼んでくれたこと、うれしかったですよ。やっとあなたの役に立てました」
「たまたまちょうどいいところにいたから頼んだだけだ」
「どうして俺が怒らなければならないんだ」
「奥様にほかの男を近づけたくなかったんでしょう。なのに仲良く話していたから怒っている。……違いますか?」
え、と蓮司さんを見上げた。
腰にあてがわれた手にぐっと力がこもったのは、たぶん気のせいじゃない。
「私を信じて頼んでくれたこと、うれしかったですよ。やっとあなたの役に立てました」
「たまたまちょうどいいところにいたから頼んだだけだ」