世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました

 めちゃくちゃにもがいて暴れるけれど、あっさり押さえ込まれる。

「あー、大丈夫大丈夫。優しくするよ。あの男に無理矢理犯されてつらかったよね。全部きれいにしてあげるから、安心していいよ」

 脇腹をなぞられて背中がのけぞる。

 蓮司さんに触れられた時に感じる淡い疼きは一切なかった。

 ただただおぞましくて、気持ちが悪い。私にとっては虫が這いまわっているのと変わらない。

 周囲には誰もいないのだろうか。お願いだから助けてほしい。私の身体に触れていいのはたったひとりだけだから――。

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