世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
 あれから早ひと月。

 私と蓮司さんは、私の両親も交えて四人で料亭に来ていた。

「じゃあ、朝倉さんの件はこれですべて解決したんですね?」

 母が不安げに眉を下げて言う。

「はい。もう娘さんに手出しはさせません。私が守ります」

 ありとあらゆるストレスから私を遠ざけた蓮司さんによって、朝倉さんの件は知らないうちに解決していた。どうやら前科がついたらしい。

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