世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
「俺がいてはいけない理由が?」

「旦那さんがいないほうが話しやすいこともあるのよ。奥さんの望む式をするなら、あなたの協力が必要不可欠だわ」

「……わかった。そういうことならしばらく外に出ていよう」

「ありがとう。十五分くらいで大丈夫」

 あまり彼女とふたりきりにしないでほしい気持ちはあったものの、結婚式の準備のためなら仕方がない。

 立ち上がった蓮司さんは私の頭に軽く手をのせて言った。

「なにかあったら連絡しろ」

「はい」

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