世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
 歩けばやわらかな記事が空気を抱き込むように揺れ、淡い光が層の間に溶け込んで実に美しい。月の光で編んだドレスだと言われたら、うっかり信じてしまいそうだ。

 腰のあたりには手作業で縫い留められたと思われるクリスタルとパールの飾りが輝いている。ドレス全体の純白の輝きを引き締めてくれるそれのおかげで、まるで自分が女王にでもなったような気分になった。

 裾にかけてラインストーンが等間隔で飾られており、やわらかな光を一層際立たせている。

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