世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
 テレビで好きな番組を見られるため、待っている時間はそれほど苦ではなかった。むしろ、誰も私の行動を咎めない事実のほうが不安になったくらいだ。

 彩香が話していたドラマを見て、ニュースを見て……と過ごしているうちにあっという間に時間が経った。

 時計の針が十を差しても蓮司さんは帰ってこないし、連絡もない。

 こちらから連絡するのもおかしな気がして、なにも送らずに寝室へ向かった。

 私の部屋と同じか、それより少し広いくらいの部屋にはキングサイズのベッドがある。

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