世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
 職場で顔を合わせる彼女とは、これまでもよくランチタイムをともにしている。そこで結婚生活について聞かれ話してきたけれど、肝心の『会話がない』を話したのは今が初めてだ。

「さらっと言ってるけど普通じゃないからね? 同じ家に住んでるのにそれって、明らかに避けられてない?」

 どことなく不安そうに言われ、彩香の気持ちを察する。

「心配してくれてありがとう。でも好きにしろって言われたから、私も好きにさせてもらってるんだ」

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