ロックフェスから始まった恋(前編)
二人ともお風呂から上がった。


「天音彼氏おるん」

「居ません」

「ほな俺だけの特権な、スッピン見れるの」

「見ないでください」

「他の男に見せんなよ」

「見せる相手居ません」

「さっきからなんでちょっとニヤけてるん」

「いや...推しと同じシャンプーの匂いだと思って(笑)」

「それ本人に言う?普通(笑)」

「聞いたの昴さんじゃないですか(笑)」

「せやけど(笑)」

「昴さん」

「ん?」

「すきですよ」

「なっ...」

「ファンとして(笑)これからもステージに立ち続けて下さいね」

「なんやねん、ドキッとした気持ち返せ」



あたしたちは他愛もない話をして気が付いたら眠りについていた。

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