絡まる残り香―滴る甘い蜜―
【第一話】: 日常の皮を剥ぐ 6
「おねがい……っ、そのまま……中にっ、全部出してぇっ!」
ひとみは狂ったように腰を突き出し、自分を壊し続ける「真珠」の突起を、子宮の入り口に必死で押し当てた。
(こんなの経験した事ない。気持ち、いい……中に出して、中に出して……お願い)
理性の欠片もない、剥き出しの懇願。
男は低く喉を鳴らすと、ひとみの最奥を突き破らんばかりに腰を叩きつけ、熱い塊を一気に解き放った。
「っ、あ……ああああぁぁぁぁっ!!」
12個のシリコンに抉られた内壁が、男の精液に焼かれるような熱を帯びる。
ひとみは背中を大きく反らし、真っ白な光の中に溶けていった。
銀色の涎を垂らし、視線は虚空を彷徨う。
全身の力が抜け、ただひたすらに、胎内に溜まった「異物の重み」を噛みしめるだけの肉の塊。
(凄い、凄過ぎる。この人に抱かれた女性は
みんな、また、求めるわね。……私もまた、欲しい……)
その放心した顔には、幕張の自宅では決して見せることのない、冒涜的で満足げな笑みが浮かんでいた。
「……ふぅ。いい鳴き声だったよ、ひとみさん」
初老の男は、背中に刻まれたひとみの爪痕を気にする様子もなく、ゆっくりと立ち上がった。
ガウンの乱れを整え、重厚な個室の鍵を、内側から静かに開ける。
扉の外には、隙間から漏れ聞こえる絶叫と情欲の香りに当てられた、飢えた男たちが群がっていた。
「お待たせしたね。……極上の女性ですよ。ぜひ、皆さんも味わってあげてください」
男は、まるで高級なワインを振る舞うかのような優雅な仕草で、ベッドの上で虚脱しているひとみを指し示した。
「……あ、……ぁ……?」
焦点の合わない瞳で、自分を囲む男たちの影を見上げるひとみ。
初老の男は冷たく、けれど確実なトーンで男たちを促す。
「さあ、あちらの大部屋へ連れて行って、存分にお楽しみなさい。……彼女も、それを望んでいるはずだ」
「……いいんですか、こんな上物を……」
「へへっ、ありがてえ」
ハイエナのような男たちの手が、抵抗する力も残っていないひとみの四肢にかけられる。
ひとみはガウンを剥ぎ取られ、誰のものかも分からない男たちの荒々しい手に抱え上げられた。
(……ああ、私……また、汚される……)
恐怖はない。あるのは、さらなる「崩壊」への淡い期待。
ひとみは男たちの腕の中で、再び奈落の底へと引きずり込まれていった。
ひとみは狂ったように腰を突き出し、自分を壊し続ける「真珠」の突起を、子宮の入り口に必死で押し当てた。
(こんなの経験した事ない。気持ち、いい……中に出して、中に出して……お願い)
理性の欠片もない、剥き出しの懇願。
男は低く喉を鳴らすと、ひとみの最奥を突き破らんばかりに腰を叩きつけ、熱い塊を一気に解き放った。
「っ、あ……ああああぁぁぁぁっ!!」
12個のシリコンに抉られた内壁が、男の精液に焼かれるような熱を帯びる。
ひとみは背中を大きく反らし、真っ白な光の中に溶けていった。
銀色の涎を垂らし、視線は虚空を彷徨う。
全身の力が抜け、ただひたすらに、胎内に溜まった「異物の重み」を噛みしめるだけの肉の塊。
(凄い、凄過ぎる。この人に抱かれた女性は
みんな、また、求めるわね。……私もまた、欲しい……)
その放心した顔には、幕張の自宅では決して見せることのない、冒涜的で満足げな笑みが浮かんでいた。
「……ふぅ。いい鳴き声だったよ、ひとみさん」
初老の男は、背中に刻まれたひとみの爪痕を気にする様子もなく、ゆっくりと立ち上がった。
ガウンの乱れを整え、重厚な個室の鍵を、内側から静かに開ける。
扉の外には、隙間から漏れ聞こえる絶叫と情欲の香りに当てられた、飢えた男たちが群がっていた。
「お待たせしたね。……極上の女性ですよ。ぜひ、皆さんも味わってあげてください」
男は、まるで高級なワインを振る舞うかのような優雅な仕草で、ベッドの上で虚脱しているひとみを指し示した。
「……あ、……ぁ……?」
焦点の合わない瞳で、自分を囲む男たちの影を見上げるひとみ。
初老の男は冷たく、けれど確実なトーンで男たちを促す。
「さあ、あちらの大部屋へ連れて行って、存分にお楽しみなさい。……彼女も、それを望んでいるはずだ」
「……いいんですか、こんな上物を……」
「へへっ、ありがてえ」
ハイエナのような男たちの手が、抵抗する力も残っていないひとみの四肢にかけられる。
ひとみはガウンを剥ぎ取られ、誰のものかも分からない男たちの荒々しい手に抱え上げられた。
(……ああ、私……また、汚される……)
恐怖はない。あるのは、さらなる「崩壊」への淡い期待。
ひとみは男たちの腕の中で、再び奈落の底へと引きずり込まれていった。