絡まる残り香―滴る甘い蜜―

【第四話】:双丘の交わり、秘められた甘露 5

傍らで四つん這いになり、バックからの突きに身をよじらせる美奈代。

「おぅっ、おぅっ……くっ……」

美奈代を虚空へ誘う相手は、二人目に変わり、新たな反り返った熱棒が出し入れしてる。

二人は互いの肌に触れることさえ叶わぬ距離で、しかし、男たちの肉体を媒介にしてその熱量を共鳴させていた。

ひとみも男に抱きかかえられ、起こされると四つん這いにさせられる。

パックリ開いた秘所。

生暖かい未知の生物がス―と這う。

「……っ、あ、……あぁぁっ……!」

漏れ出た声。

男はひとみの理性をかなぐり捨てた、濁った喘ぎが漏れ出した事で、益々興奮する。

「パシッ……パシッ……」

男はひとみの臀部を、容赦なく叩く。

「……へへへっ、好き者だな……」

「うっ……」

再度、ひとみの中に男の化身が侵入した。

(あぁぁ……入った…いいわ…いいわぁ……)

ゆっくり、ゆっくり動き始めた。

女性同士の繊細な愛撫とは対照的な、内臓を直接押し潰すような圧倒的な質量の「暴力」。

「いく、いく、いくぅぅ……!」

大部屋に響く翻弄される美奈代の絶叫。

バックからの強烈な突きに、シーツを掴む指先に爪を立てて悶え狂っていた。

ひとみの耳朶を淫らに震わせ、床を伝う律動となって共鳴する。

ひとみと美奈代は終わりの見えない、快楽の
宴から当分抜け出せないでいる。
< 55 / 100 >

この作品をシェア

pagetop