明坂高校生徒会はこんなもんやで!

第67話 高橋日奈外伝

 「「「「……」」」」
春休み後半、後期生徒会は仕事をするために学校に集まっていた。

なんか、宮浦会長と松原副会長の距離がまた近いような……
でも、資料があるわけでもないし……
特段、変わった様子もない……
なんでだろう?聞いてみようかな。
でも、失礼かも……

(田辺)「……先輩方、距離近ないっすか?何か足りんもんでもあります?」
(宮浦)「……そんな近い?」
(田辺)「はい……」
(松原)「でも、足りないものはないので大丈夫ですよ」
(田辺)「わっ……かりました」

その後仕事を終えた、生徒会は帰宅の準備に入っていた。

(田辺)「部活があるので、これで」
「「「お疲れ様」」」
(高橋)「……先輩方、少し良いですか?」
(宮浦)「どしたん?」
(松原)「どうしましたか?」
(高橋)「その……修学旅行の後に集まった時もそうだったんですけど、本当に仲いいんですか?距離は近いのに、お二人だけで喋っているとこ見たことないので……」

宮浦と松原は、顔を見合わせた。

(宮浦)「……クラスが一緒やから、それはあるかもしれんな」
(松原)「……はい、クラスでは喋りますよ?」
(高橋)「そう……ですか……すみません、迷惑でしたよね」
(宮浦)「全然……まぁ確かに不思議には思うよな(笑)」
(松原)「心配しなくても、生徒会に迷惑がかかることはしないので大丈夫ですよ(笑)」
(高橋)「……では失礼します」
「「お疲れ様」」

……本当かな?
クラスが一緒なだけで、距離があんな近くなる?
私も田辺と同じクラスやけど、あんな近くにならへんで?…………想像しただけで悪寒が走る。
じゃなくて、あり得るとしたら……
先輩らは付き合ってるか、好きか…………のどっちか?
いやいや、そんな素振り無かったじゃん。
でも、それぐらいしか…………
< 67 / 70 >

この作品をシェア

pagetop