アラフォーバツイチ、花ざかり。
なんだか凄みのある表情で前のめりになる元旦那、やはり気づいたらしい。複雑な気分になる俺に対し、吉井くんは目をしばたたかせている。
「えっ!? そう、ですけど、なんで……?」
「やっぱり! 俺、元旦那の依田っていいます」
「えぇぇ~マコさんの!?」
にっこり笑ってあっけらかんと自己紹介する彼に、吉井くんはラジオ体操並みに背中をのけ反らせて驚いている。そりゃあそうだよな。
真琴も一時期名乗っていただろう依田という苗字すら妬ましく思えてくるのだから、俺はわりと重症かもしれない。
「いやぁ、まさかマコの友達に会えるとは」
「俺もびっくりですよ! ……って、網坂さんは全然驚いてないですね」
目を丸くしていた吉井くんは、リアクションが乏しい俺を不思議そうに見てくる。一瞬ためらったが、秘密にしておく必要もないだろう。
「実は聞いてたんだ、真琴から」
そう白状すると、依田さんがバッと鋭い視線をこちらに向けてきたので、少しギクリとする。自然に名前を口にしていたが、マウントを取ったようになってしまっただろうか。
反応したのは彼だけではない。
「えっ!? そう、ですけど、なんで……?」
「やっぱり! 俺、元旦那の依田っていいます」
「えぇぇ~マコさんの!?」
にっこり笑ってあっけらかんと自己紹介する彼に、吉井くんはラジオ体操並みに背中をのけ反らせて驚いている。そりゃあそうだよな。
真琴も一時期名乗っていただろう依田という苗字すら妬ましく思えてくるのだから、俺はわりと重症かもしれない。
「いやぁ、まさかマコの友達に会えるとは」
「俺もびっくりですよ! ……って、網坂さんは全然驚いてないですね」
目を丸くしていた吉井くんは、リアクションが乏しい俺を不思議そうに見てくる。一瞬ためらったが、秘密にしておく必要もないだろう。
「実は聞いてたんだ、真琴から」
そう白状すると、依田さんがバッと鋭い視線をこちらに向けてきたので、少しギクリとする。自然に名前を口にしていたが、マウントを取ったようになってしまっただろうか。
反応したのは彼だけではない。