アラフォーバツイチ、花ざかり。
ふっくらしたホッケに舌鼓を打っていると、二十六歳の瑠利ちゃんが可愛いネイルをした指でスマホを弄りながら声をあげる。
「うわ、あのイケメン俳優が離婚だって~」
「お、彼も俺たちの仲間入りじゃんか。ようこそバツイチ同盟へ!」
なんだか嬉しそうに言うのは、五十歳になったばかりの梶山さん。通称カジさんは、少し長めのくせ毛で口元に髭を生やした、丸眼鏡が似合う男だ。
彼が言うように、この会は離婚経験のある人だけの集まりで、いつの間にか〝バツイチ同盟〟と名づけられた。月一程度で開かれるこの飲み会は、それぞれの近況を話したり愚痴を言い合ったりするストレス発散の場になっている。
今日はいないけれど、三牧社長も同盟の一員だ。というか、私が社長に誘われて、バツイチ同士で飲みに行ったのが発足のきっかけである。
最初はふたりだったのが、社長が仲間を呼ぶようになり、だんだん知り合いが増えていった。けれど、恒例の飲み会に参加するのは瑠利ちゃんとカジさんが主。だいたい私たち三人と、誰かプラスして四、五人でまったりすることが多い。
「うわ、あのイケメン俳優が離婚だって~」
「お、彼も俺たちの仲間入りじゃんか。ようこそバツイチ同盟へ!」
なんだか嬉しそうに言うのは、五十歳になったばかりの梶山さん。通称カジさんは、少し長めのくせ毛で口元に髭を生やした、丸眼鏡が似合う男だ。
彼が言うように、この会は離婚経験のある人だけの集まりで、いつの間にか〝バツイチ同盟〟と名づけられた。月一程度で開かれるこの飲み会は、それぞれの近況を話したり愚痴を言い合ったりするストレス発散の場になっている。
今日はいないけれど、三牧社長も同盟の一員だ。というか、私が社長に誘われて、バツイチ同士で飲みに行ったのが発足のきっかけである。
最初はふたりだったのが、社長が仲間を呼ぶようになり、だんだん知り合いが増えていった。けれど、恒例の飲み会に参加するのは瑠利ちゃんとカジさんが主。だいたい私たち三人と、誰かプラスして四、五人でまったりすることが多い。