アラフォーバツイチ、花ざかり。
人生いろいろだな、なんて遠い目をする私。その向かいで、カジさんは「とりあえず歌うか、平成の名曲」と、男性アイドル二人組の懐かしい歌を口ずさんでいた。
話が一段落したところで、瑠利ちゃんがつくねに手を伸ばしながら言う。
「ていうか、よっしーまだですかね。飲み会大好きなあの人が遅れてくるなんて珍しい」
「なんか、急きょ新入りを連れてくるらしいぞ。最近知り合った男がバツイチだったんだと」
よっしーというのもこの同盟メンバーのひとり。三十二歳の爽やか営業マンで、私たちの集まりにも気ままに参加してくれる。
ただ、もうひとり連れてくるなんて話は聞いていない。また仲間が増えるんだなと、いいのか悪いのか微妙で失笑してしまう。
その時、カジさんが「あ、ほら。噂をすれば」と階段のほうを指差す。私と瑠利ちゃんも目をやると、まずよっしーこと吉井くんが姿を現した。
清潔感のある短髪で、塩顔イケメンの彼に瑠利ちゃんが手を振る。
「やっと来た、よっしー」
「どーも、お疲れっす! 新入り連れてきましたよ~」
体育会系のノリで、彼は後についてきた男性を振り返る。その人物の顔がしっかり見えた瞬間、私は大きく目を見開いた。
話が一段落したところで、瑠利ちゃんがつくねに手を伸ばしながら言う。
「ていうか、よっしーまだですかね。飲み会大好きなあの人が遅れてくるなんて珍しい」
「なんか、急きょ新入りを連れてくるらしいぞ。最近知り合った男がバツイチだったんだと」
よっしーというのもこの同盟メンバーのひとり。三十二歳の爽やか営業マンで、私たちの集まりにも気ままに参加してくれる。
ただ、もうひとり連れてくるなんて話は聞いていない。また仲間が増えるんだなと、いいのか悪いのか微妙で失笑してしまう。
その時、カジさんが「あ、ほら。噂をすれば」と階段のほうを指差す。私と瑠利ちゃんも目をやると、まずよっしーこと吉井くんが姿を現した。
清潔感のある短髪で、塩顔イケメンの彼に瑠利ちゃんが手を振る。
「やっと来た、よっしー」
「どーも、お疲れっす! 新入り連れてきましたよ~」
体育会系のノリで、彼は後についてきた男性を振り返る。その人物の顔がしっかり見えた瞬間、私は大きく目を見開いた。