One year left -家族ごっこ-
逃げ道をすべて塞がれた姿勢のまま怯える私の下へと、彼の硬くて熱い塊がゆっくりと押し当てられる。


遮るもののない距離で、その剥き出しの大きな熱が、私のいちばんみだらな場所へとぴったりと重なった。


その瞬間、私の肉体は、あのときの狂おしい快感を鮮明に思い出してしまう。


まだ中に入れられているわけでもないのに、肌と肌が合わさった部分から、言葉にならない甘い痺れが波のように押し寄せてきた。


心の中でどれだけ拒もうとしても、私の従順すぎる身体は、碧くんの存在を感じるだけで勝手にビクビクと激しく震え出してしまう。


太ももの内側も、お腹の奥も、恥ずかしいくらいに小刻みに波打っている。


「もう、感じてる?」


碧くんは私の腰を掴んだまま、その不器用な震えを確かめるように手のひらで撫でながら、低く笑うようにして息を漏らした。


私の内側からあふれ出してしまった甘い雫が、太ももの皮膚をとろりと伝う。


入り口を焦らしていたあの硬くて熱い塊が、私の奥へとゆっくり、ゆっくりと侵入を始める。


ただそれだけなのに、私の全身には、深く侵食していくような、痺れる快楽が一気に駆け巡った。
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