アングレカム-Angraecum Leonis-
終わり

エピローグ「陽炎」



ゆらゆら揺らめく 陽炎を
見てるとなんだか 嫌になってくるの
今のこの気持ちを嘲笑ってるようで
汗が流れるように 自分の気持ちも
馳せるような気がして

地面にポタポタ 落ちる汗と陽炎
夜になると 陽炎は何処かへ行って
無口な空に声 轟かせて いつもの日常に
異様な日常を爆ぜらせて行く
この空を見たら なんだか勇気が出る気がするの

ゆらゆら揺らめく 陽炎
今日も私を見て嘲笑うの?
また地面にポタポタ 流れる汗
嫌な気持ちも流れてる気がして
空に広がる声を聞いて 今日は勇気を出すの

踏み出せない気がしてたのに 空の声を聞いて
勇気を出して踏み出せた 一歩

私の中の蕾よ 空の声を聞いて 花を咲かせる
勇気を出したその後陽炎は
どこへと行ったのなにも言わないまま
あなたは何処かへと 消えて
空の声も聞こえなくなって

私の蕾の花は咲き あなたが嘲笑っていたのじゃなくて
私をいつも応援してくれていた事に気が付いて
何も言えないまま消えたあなたを想って
私は人知れず泣いた

ゆらゆら揺らめく 陽炎よ
また私を見て笑ってよ 今の私は
こんなにも幸せだってのに
ゆらゆら揺らめく 陽炎
また見えた その時の あなたの顔は
本当に素敵な笑顔だったね
空の声を轟かせてくれてありがとう
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