冷徹社長との出張一夜は溺愛の始まりでした
「帰るか」

「……はい」

「これからは、ちゃんと一緒に帰ろう」

その何気ない一言が、何より未来らしくて。

私は指輪の輝く左手をそっと見つめてから、圭太の手を握り返した。

「はい、圭太さん」

もう、叶わない片想いなんかじゃない。

これは、これから先も続いていく、私たちの愛の始まりだった。


ー End -
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