甘すぎる溺愛は、美しい花の隣で。
そして、取り出したのは小さなひまわりの造花が中に入っているガラスの置物。
「圭太さんがプロポーズに使ったのは、バラでしたね。でも、俺が澪花さんに送るなら間違いなくひまわりです。季節的に生花は用意出来なかったけれど……」
ひまわりの花言葉は、「あなただけを見つめる」。他には確か……
「澪花さんに『憧れ』ています。格好良い澪花さんに負けないように、俺も大切なものを大切に出来る人になる。だから、どうか俺と……」
空雅くんは涙を堪えるように、そこで言葉が詰まった。
だから、今度は私が空雅くんに一歩近づいた。
「空雅くん。……私はきっと空雅くんじゃなかったら契約結婚も受けていなかった。だって、結婚するなんて怖いもん。それに、今も空雅くんとデートするのが仕方なかったの」
鈍感な私でも、もう分かることがある。
「空雅くん、好きです。きっとずっと前から、もう大好きだった」
空雅くんは泣くのを我慢しようとしてくれていたのに、私はもうボロボロに泣いてしまっていた。
「私だって空雅くんに憧れてる。接客も、勉強熱心なところも、優しいところも。でも、憧れてて大好きなの。空雅くんと一緒なんだと思う」
あの日、私は「王子様は要らない」と言った。
「圭太さんがプロポーズに使ったのは、バラでしたね。でも、俺が澪花さんに送るなら間違いなくひまわりです。季節的に生花は用意出来なかったけれど……」
ひまわりの花言葉は、「あなただけを見つめる」。他には確か……
「澪花さんに『憧れ』ています。格好良い澪花さんに負けないように、俺も大切なものを大切に出来る人になる。だから、どうか俺と……」
空雅くんは涙を堪えるように、そこで言葉が詰まった。
だから、今度は私が空雅くんに一歩近づいた。
「空雅くん。……私はきっと空雅くんじゃなかったら契約結婚も受けていなかった。だって、結婚するなんて怖いもん。それに、今も空雅くんとデートするのが仕方なかったの」
鈍感な私でも、もう分かることがある。
「空雅くん、好きです。きっとずっと前から、もう大好きだった」
空雅くんは泣くのを我慢しようとしてくれていたのに、私はもうボロボロに泣いてしまっていた。
「私だって空雅くんに憧れてる。接客も、勉強熱心なところも、優しいところも。でも、憧れてて大好きなの。空雅くんと一緒なんだと思う」
あの日、私は「王子様は要らない」と言った。