嘘から始まる恋煩い!
「わっ、驚かせないでよ、世那(せな)!」
どうやらやってきたのは一個違いの弟、雨音世那だったらしい。
「あ、ごめん姉ちゃん。謝るから怒らないで。」
「いや怒ってはないけどさ………。」
世那ってば、私の独り言を盗み聞きして!
ただシュンとしてる姿がなんだか可愛らしくて笑ってしまった。
まったく、私よりずっと背高いのにそんなシュンとしてたらカッコ良さが減っちゃうよ。
そう、私の弟の世那は、とてもイケメンだ。
私みたいな茶色の髪には、赤メッシュが入っている。 そしてスラリと伸びた背に、透き通るような白い肌。
キリッとした眉に、茶色の澄んだ瞳。
唇は艶やかな赤色だ。
ただ、髪の感じからちょっと不良っぽいと思われているみたい。
世那はこう見えても今まで彼女いたことないし、優しいのにもったいなぁ。
以前それを伝えたら、別に彼女とか求めてないからどうでもいいって言われちゃったけど。
「で、なにが羨ましいの?姉ちゃんは。」
「そう、聞いてよ世那。私の友達ね、みんな恋をしてて楽しそうだから羨ましいって思っちゃって。」
「別に他人は他人、自分は自分だろ?」
「それはわかってるんだけど………、私に好きな人なんてできるのかなって思って。あんなに夢中になれる人いるかなーって。あーあ、恋してみたいな。」
私が友達に言えなかった本音を世那にぶつけたら、彼は考えるそぶりをして、それから………
真意の読めない笑みで、
「じゃあ恋すればいいじゃん。おれに。」
爆弾を落とした。
どうやらやってきたのは一個違いの弟、雨音世那だったらしい。
「あ、ごめん姉ちゃん。謝るから怒らないで。」
「いや怒ってはないけどさ………。」
世那ってば、私の独り言を盗み聞きして!
ただシュンとしてる姿がなんだか可愛らしくて笑ってしまった。
まったく、私よりずっと背高いのにそんなシュンとしてたらカッコ良さが減っちゃうよ。
そう、私の弟の世那は、とてもイケメンだ。
私みたいな茶色の髪には、赤メッシュが入っている。 そしてスラリと伸びた背に、透き通るような白い肌。
キリッとした眉に、茶色の澄んだ瞳。
唇は艶やかな赤色だ。
ただ、髪の感じからちょっと不良っぽいと思われているみたい。
世那はこう見えても今まで彼女いたことないし、優しいのにもったいなぁ。
以前それを伝えたら、別に彼女とか求めてないからどうでもいいって言われちゃったけど。
「で、なにが羨ましいの?姉ちゃんは。」
「そう、聞いてよ世那。私の友達ね、みんな恋をしてて楽しそうだから羨ましいって思っちゃって。」
「別に他人は他人、自分は自分だろ?」
「それはわかってるんだけど………、私に好きな人なんてできるのかなって思って。あんなに夢中になれる人いるかなーって。あーあ、恋してみたいな。」
私が友達に言えなかった本音を世那にぶつけたら、彼は考えるそぶりをして、それから………
真意の読めない笑みで、
「じゃあ恋すればいいじゃん。おれに。」
爆弾を落とした。