嘘から始まる恋煩い!
そしてやってきた放課後。
ああは言っても特にやることのない私は、今日習った授業のまとめノートを作成することにした。
教科は社会。私は社会が苦手だから、しっかりやらなくちゃ。
C組の教室で適当な席に座って先生を待っていると、ガラリと扉が開いた。
「はい、じゃあ相良さん………ってあれ?雨音さんもいるじゃないですか。どうしたんですか?」
はー、やっぱり三井(みつい)先生ってカッコいい!
今やって来たのは私の推しである三井先生。
ワックスで整えられた、艶のある黒髪。
鼻筋が通っていて、唇は薄く桜色。
細めの銀縁メガネは、彼の美貌を引き立てていて、少しクールな雰囲気を醸し出している。
若い先生だしモテるんだろうなぁ。
今日付き添いに来てよかったかも、目の保養。
ただ私は10歳くらいの歳の差はちょっと考えられないから、単なる推しなの。
「私は立花の付き添いに来ただけです!自習していていいですか?」
「……はぁ、本来ならダメですがあなたは学年1位を誇る数学の実力を持っていますし。しかたない、今回だけですよ。」
「やったー、ありがとうございます!」
彼の答えを聞いて安心した私は、カバンからノートと筆箱を取り出した。
「さて相良さん。あなたは残りの数学課題をちゃちゃっと済ませてくださいね。」
「は、はい………。」
話の行き先が自身に向けられた立花は、しょげた声で返答した。
およそ1時間後。
「できました!」
立花はがんばって課題を終わらせて、三井先生にそれを見せていた。
「まあいいでしょう。お疲れ様です、ただしちゃんと提出物は締め切りまでに出してくださいね。」
「はい………。」
三井先生の小言をもらった立花は、少し不服そうな顔をしている。
でもすぐに笑顔でこちらを振り返った。
「じゃあ帰ろっか、美亜。付き添いありがと!」
「全然!私もしっかり自習できたし。三井先生もありがとうございます。」
「いえいえ。」
三井先生が戸締まりをするために私たちを待ってくれているので、私は慌ててノートをパタンと閉じて立ち上がった。
ああは言っても特にやることのない私は、今日習った授業のまとめノートを作成することにした。
教科は社会。私は社会が苦手だから、しっかりやらなくちゃ。
C組の教室で適当な席に座って先生を待っていると、ガラリと扉が開いた。
「はい、じゃあ相良さん………ってあれ?雨音さんもいるじゃないですか。どうしたんですか?」
はー、やっぱり三井(みつい)先生ってカッコいい!
今やって来たのは私の推しである三井先生。
ワックスで整えられた、艶のある黒髪。
鼻筋が通っていて、唇は薄く桜色。
細めの銀縁メガネは、彼の美貌を引き立てていて、少しクールな雰囲気を醸し出している。
若い先生だしモテるんだろうなぁ。
今日付き添いに来てよかったかも、目の保養。
ただ私は10歳くらいの歳の差はちょっと考えられないから、単なる推しなの。
「私は立花の付き添いに来ただけです!自習していていいですか?」
「……はぁ、本来ならダメですがあなたは学年1位を誇る数学の実力を持っていますし。しかたない、今回だけですよ。」
「やったー、ありがとうございます!」
彼の答えを聞いて安心した私は、カバンからノートと筆箱を取り出した。
「さて相良さん。あなたは残りの数学課題をちゃちゃっと済ませてくださいね。」
「は、はい………。」
話の行き先が自身に向けられた立花は、しょげた声で返答した。
およそ1時間後。
「できました!」
立花はがんばって課題を終わらせて、三井先生にそれを見せていた。
「まあいいでしょう。お疲れ様です、ただしちゃんと提出物は締め切りまでに出してくださいね。」
「はい………。」
三井先生の小言をもらった立花は、少し不服そうな顔をしている。
でもすぐに笑顔でこちらを振り返った。
「じゃあ帰ろっか、美亜。付き添いありがと!」
「全然!私もしっかり自習できたし。三井先生もありがとうございます。」
「いえいえ。」
三井先生が戸締まりをするために私たちを待ってくれているので、私は慌ててノートをパタンと閉じて立ち上がった。