レンアイ対象外
オレオレ詐欺かよ、って突っ込みたくなる言葉を飲み込んでエントランスの扉を開けた。

就活も終わった(結果的に私と同じ職場を選んだ)(れん)は、このところかなり頻繁に我が家に来ている。


「お邪魔します」


玄関の扉の前で再度チャイムは鳴らさないくせに、一応人様の家に上がるという自覚はあるらしい。


「ん」


仏頂面な態度で渡されたコンビニの袋の中を覗くと、食べたかった期間限定のハーゲン◯ッツが入っている。


「ずっと探してたやつ!」

「コンビニで見つけた。」
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