脳内猫化しているわたし、地理勉強中あなたと旅して恋に落ちた
最後のスタンプ
中を見渡すとここは工場みたいだ。食べ物の工事だったら盗み食いできちゃうけどここはハズレだ。飛行機の工場みたいだ。

飛行機もかっこいいけど、みんなは疲れすぎていてワクワクする暇もないもない。

「警察官に見つかられる前にひと休みしよう。」

そう考えてみんなで工場の隅っこに座り込んだすると…

え?壁の中には狭いところにある!しかも結構深い!

でも…芽依ちゃん意外入れなさそうからな…残念だね。そのに入ったらしばらく警察官たちにみつからないだろうのにな。

ってあれ…何か奥にはキラキラ光ってるものが…

「スタンプ台だ!」

わたしは眠りかけていたゆうまくんともうぐっすりスピースピーといびきをかきながら眠っている芽依ちゃんを揺さぶった。

「まさか、こんなところに?!」

「あ、本当だ!」

「芽依ちゃん!そこに入れそうなの?」

「う、うん!」

芽依ちゃんにスタンプ帳を渡してしゃがみこんだその時…

ピーピーピー

耳のすぐ近くで警察官の笛の音!

パッと顔を見上げるといつの間にかわたしたちは警察官に囲まれている。

逃げようとしようとしても…四方八方から囲まれている。芽依ちゃんはスタンプ帳を持って警察官の足の間を通りぬこうとした!

けど警察官のおっさんに捕まえられた!

警察がゆっくりわをとじて行った。

あ!!どうしよう?!?

わたしは人生で一番焦った。捕まえられたらもう一生牢屋の中に閉じ込められるのであろう?!?!

どうしよう!!

わたしは破れかぶれになって、工場の冷たい床の上で土下座した。

「不法入国してごめんなさい!!だから、お願い!最後のスタンプだけ押させてください!!」

わたしはしくしく泣き出した。

するとわたしの腕が力強く捕まえられた。

そりゃ、そうだね。一生懸命謝ったって遅いね。いや、そもそも警察官たちは日本語わからないから誤ってることさえわからないかもね…

終わりだ。すべての終わりだ。私たちは刑務所行きだ。

絶望しながら警察官がどこかに連絡するのを聞いた。

きっと、「犯罪者無事確保」と刑務所に連絡しているだろうね。

そう考えながらも、疲れ果てて私たちは警察官の膝の上で眠り始めた。

芽依ちゃんもゆうまくんも同じくぐっすり夢の中。

しばらくするとだんだん近づくサイレンの音で目が覚めた。あれはきっと刑務所にいくパトカーだな…眠ってて過労から回復してはいるものの、ここで逃げようとしても無駄だと分かる。精神的なエネルギーはもうない。

ぎっ〜

工場のドアが開いて、3人が中に入ってきて私たちのところへと歩いてきた。

スタスタスタスタ

警察官2人と…葉介さん!?!?

わたしは一瞬で眠気が覚めた。

「よ、ようすけさん!!!!!!」

わたしは嬉しすぎて嬉しすぎて葉介さんに抱きついた。

「あ、苺花ちゃんにゆうまくんに芽依ちゃん!芽依ちゃんは君たちのところへ戻ってたか…」

そこから聞いたのはゆうまくんの告白にづく大変大変嬉しいニュースだった。

葉介さんは説明した。

本当は、迷子になった芽依を探していただけ。

つまり、わたしたちは逮捕されないし、不法入国になんか問われていない。

よかった〜!!!

世界に再び色が戻った。そんなような気がした。

しばらくすると警察官が去っていき、久々わたしたち4人だけで立っていた。

「それで、スタンプラリーは進んだのかな?」

「うん!実は今最後のスタンプを見つけたんで押すその瞬間だったよ!」

葉介さんは大変驚いた。

そりゃ、そうだろう。葉介さんはこの間ずーっとホテルに泊まって迷子になった芽依ちゃんのことばかり考えていた。2週間くらいも!

その間わたしたちはこんな冒険をしていたなんて、想像もしなかっただろう。

芽依ちゃんがもう一度スタンプ帳を抱えて穴の前にしゃがみこんだ。今回は実に穴の中に入り…

ぺたっ

キラキラキラキラキラキラ

スタンプ帳のページには飛行機が描かれてる赤色のスタンプ。そして、文字がゆっくりと浮かんできた。

『経済格差と環境問題』

久々のナレーション!

「産業革命という、工場の近代化が最初起こったイギリスやフランスなどでは工業が発展している。そして、協力し合うこともよくある。たとえば、飛行機を作る時はヨーロッパの様々な国がその飛行機のパーツを作って、最終的にはそのパーツを使って、フランスのトゥールーズと赤いレンガの建物の多い都市で飛行機が組み立てられる。」
 
あ!ここはトゥールーズなのかな!にゃるほと!

「しかし、工業の発達によって公害や環境問題も出てきた。そのためにヨーロッパの人々は環境問題への意識が日常的に深く、環境にやさしい方法を色々考えて工夫している。

あとは、東ヨーロッパでは2000年以降から新しくEUに同盟した国は多く、ほかの国との経済格差に悩まされている。そのために若いものは年収が高い西ヨーロッパへ行く。それで、東ヨーロッパは労働者と技術に悩まされて、経済格差がさらに深刻になるという負のループに陥っている。」


やっと最後のスタンプを押したんだ!!

みんなで抱き合ったり泣きあったりした。かなりかなり長い旅だった。

すると…

キラキラキラキラキラキラ

スタンプ帳の最後のページが光出して、そこには文字が浮かび始めた。

「おめでとう!!明日の夜ゲームから解放される。夜5時、アルプス山脈に集まって、そこの大きな岩の上に完成させたスタンプ帳を置いてください。」

明日はやっとこのゲームから解放される!!!
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