脳内猫化しているわたし、地理勉強中あなたと旅して恋に落ちた
本家のスパゲティ
船に戻った。前回と同じように船の空の上に青く光る選択ボタンがいくつか現れた。
フランス
ノルウェー
イタリア
アルプス山脈
「どこに行きたいの?」
「おまかせ。」
ゆうまくんはあまり興味なさそうに答えた。
じゃ…イタリア行きたい!
ポチッ
ボタンを押した瞬間選択肢がすべて空へと溶けた。そして、船が動き出した。
ゆうまくんはただただ川を眺めている。わたしはそっとゆうまくんのそばまで来て、一緒に川を覗いた。魚はあるかな?
なんか…ゆうまくんと一緒に二人きりでいると、なんか…ドキドキする。わたしの顔がみるみる赤くなった。
「ゆ、ゆうまくん?イギリスで友だちとかあるの?」
彼女がいるのかな。
ゆうまくんはビクッとしてわたしの顔を見上げた。
「ロンドン中友だちがいるぞ。ほぼ街全体となかよしさ!」
「そっか!ゆうまくんすごいね!」
ゆうまくんはふたたび下を向いて川を眺め始めた。
数分経つと船が海岸で止まった。渡り板を渡るとわたしはコートを投げ捨てた。
暑っ!イギリスはあまりにも涼しかったから全く気づいていなかったけどここは本当に夏だね!しかも晴天!まるで沖縄みたい!でも…沖縄と違ってあまりジメジメしていない。
海岸の近くは船でいっぱい!そして、陸地に上がってもカラフルな真四角の家や店でいっぱい!海岸から少し離れると青々としてる丘の上に少し大きいお家があっちこっちたっている。
さらに、多くを見ると海らしきものが見えてくる。
「じゃ…これからはどこに行こうかな?」
わたしはそうつぶやきながら並んでお店のカバンを次々とみた。
うーん…ぜんぶは外国語で読めない…しかし!この看板にはフォークとスパゲティが描かれてる!!美味しそうなチーズとあま〜いトマトの香りもする!
お腹がぐぅー。
「ここ行きたい!!」
「え?食べるために来たんじゃないよ?」
それでも駄々をこねて諦めた表情のゆうまくんと一緒にレストランの中へ入った。外国語がわからないけど、適当にメニューに載ってある写真を指さして店員さんに6ユーロ渡したら美味しそうなパスタが運ばれてきた。
「いただきます!!」
あ…待って…何も食べるもんないゆうまくんは可哀想!もう一つの皿にゆうまくんの分も分けた。優しいね、わたしは!わたしは気が利くね〜えっへん!
「いただきます!」
やはり、本家の味は全然違う。うまっ!!
それで、店員さんが戻ってきて…スタンプ持ってきた!!!
「サンキュー!!!」
わたしはニコニコしながらあのスタンプを受け取って押した。
ぺたっ
キラキラキラキラキラキラ
スタンプ帳のページにはスパゲティが描かれてる赤色のスタンプ。そして、だんだん文字も浮かんでくるぅぅ!!
『地中海式農業』
またあのロボットっぽい声がどこかから聞こえてくるぅぅ。
「地中海性気候の地域では、夏の間は乾燥しているので、オリーブやオレンジなど、乾燥に強い植物が育てられています。冬になると雨がよく降るので、冬の間は小麦も育てられています。そして、羊の飼育も年中おこなわれています。このような農業を『地中海式農業』といいます。
イタリアのスパゲティなど、こんな地域の有名な伝統料理もこれらの農産物を活かしています。」
やった!!これでスタンプは3個…いや、4個も集めた!
これでルンルンとスキップしながら船へと戻った。
にゃー!にゃー!
そこには、わたしが投げ捨てたコートの上に悲しそうに泣いている黒い子猫がうずまっていた。
フランス
ノルウェー
イタリア
アルプス山脈
「どこに行きたいの?」
「おまかせ。」
ゆうまくんはあまり興味なさそうに答えた。
じゃ…イタリア行きたい!
ポチッ
ボタンを押した瞬間選択肢がすべて空へと溶けた。そして、船が動き出した。
ゆうまくんはただただ川を眺めている。わたしはそっとゆうまくんのそばまで来て、一緒に川を覗いた。魚はあるかな?
なんか…ゆうまくんと一緒に二人きりでいると、なんか…ドキドキする。わたしの顔がみるみる赤くなった。
「ゆ、ゆうまくん?イギリスで友だちとかあるの?」
彼女がいるのかな。
ゆうまくんはビクッとしてわたしの顔を見上げた。
「ロンドン中友だちがいるぞ。ほぼ街全体となかよしさ!」
「そっか!ゆうまくんすごいね!」
ゆうまくんはふたたび下を向いて川を眺め始めた。
数分経つと船が海岸で止まった。渡り板を渡るとわたしはコートを投げ捨てた。
暑っ!イギリスはあまりにも涼しかったから全く気づいていなかったけどここは本当に夏だね!しかも晴天!まるで沖縄みたい!でも…沖縄と違ってあまりジメジメしていない。
海岸の近くは船でいっぱい!そして、陸地に上がってもカラフルな真四角の家や店でいっぱい!海岸から少し離れると青々としてる丘の上に少し大きいお家があっちこっちたっている。
さらに、多くを見ると海らしきものが見えてくる。
「じゃ…これからはどこに行こうかな?」
わたしはそうつぶやきながら並んでお店のカバンを次々とみた。
うーん…ぜんぶは外国語で読めない…しかし!この看板にはフォークとスパゲティが描かれてる!!美味しそうなチーズとあま〜いトマトの香りもする!
お腹がぐぅー。
「ここ行きたい!!」
「え?食べるために来たんじゃないよ?」
それでも駄々をこねて諦めた表情のゆうまくんと一緒にレストランの中へ入った。外国語がわからないけど、適当にメニューに載ってある写真を指さして店員さんに6ユーロ渡したら美味しそうなパスタが運ばれてきた。
「いただきます!!」
あ…待って…何も食べるもんないゆうまくんは可哀想!もう一つの皿にゆうまくんの分も分けた。優しいね、わたしは!わたしは気が利くね〜えっへん!
「いただきます!」
やはり、本家の味は全然違う。うまっ!!
それで、店員さんが戻ってきて…スタンプ持ってきた!!!
「サンキュー!!!」
わたしはニコニコしながらあのスタンプを受け取って押した。
ぺたっ
キラキラキラキラキラキラ
スタンプ帳のページにはスパゲティが描かれてる赤色のスタンプ。そして、だんだん文字も浮かんでくるぅぅ!!
『地中海式農業』
またあのロボットっぽい声がどこかから聞こえてくるぅぅ。
「地中海性気候の地域では、夏の間は乾燥しているので、オリーブやオレンジなど、乾燥に強い植物が育てられています。冬になると雨がよく降るので、冬の間は小麦も育てられています。そして、羊の飼育も年中おこなわれています。このような農業を『地中海式農業』といいます。
イタリアのスパゲティなど、こんな地域の有名な伝統料理もこれらの農産物を活かしています。」
やった!!これでスタンプは3個…いや、4個も集めた!
これでルンルンとスキップしながら船へと戻った。
にゃー!にゃー!
そこには、わたしが投げ捨てたコートの上に悲しそうに泣いている黒い子猫がうずまっていた。