†年の差レンアイ†


『琢磨ぁ……』



シーツに
埋もれて
琢磨を呼ぶ声も
切れ切れで。



涙がシーツを
すこし濡らす。



『花梨…花梨……』



うわ言の様に
ぁたしの名前を
何度も呼んだ。


琢磨の熱と
ぁたしの熱と。

どんどん熱くなるのは二人の想いかもしれない。




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