難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
それはちゃんと正面から受け止めよう。

「一応話だとあと30分で行く」

七条にそう言われ、私は覚悟した。

そっか・・・・・・。

あと30分でVertexは破壊できるんだ。

*  *  *

30分後。

「じゃあ、レッツゴー!」

「レッツゴーって・・・・・・遠足かよ・・・・・・」

羽野の元気さに呆れながらも微笑ましそうに見る七条。

今から33人を殴りに行くとは思えない雰囲気を漂わせる私達。

宙海さんは不思議と私をずっと見つめてくる。

「影月」

「はい・・・・・・?」

宙海さんに言われ、私は聞いた。

「Vertexが潰れても俺等4人といるよな?」

一番大人な宙海さんにそう聞かれ私は面を食らった。

宙海さんがそんなこと気にするんだ・・・・・・。

「はい。4人が良いなら・・・・・・私は・・・・・・皆といたいです・・・・・・」

< 109 / 140 >

この作品をシェア

pagetop