孤独な少女はハイスペ総長様達に溺愛されてます
私は呟いた。

大野神雲母の手には包丁が握られている。

「・・・・・・何で・・・・・・?」

羽野がそう言った。

確かにそう。

何で今なのかがわからない。

私はまだ力を入れてくる大野神雲母の手首にまた力を込める。

すっと横から七条が出て来た。

ゆっくり刃の背を摘んで引っ張る。

包丁が手から抜けると、大野神雲母は床にへたれこんだ。

私は大野神雲母に視線を合わせるようにしゃがむ。

「ねぇ、本当に何で・・・・・・?」

私がそう言うと、ギロッと野生獣のように私を睨んだ。

「あんたの、せいでっ・・・・・・!悠斗くんに別れさせられてっ・・・・・・!いきなり色んな女子からハブられ始めてっ・・・・・・!!!」

え・・・・・・それって・・・・・・。

「当たり前だろ」

私も考えたことを凜がそのまま口にした。

「なっ・・・・・・!」

「散々色んな女を駒扱いして。白鐘と付き合ってたから誰も反乱起こせなかっただけだ」

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