難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
2回目を言うと、その人はゆっくり瞼を開いた。

でも、そのまま私の方を見ながら固まっていた。

「・・・・・・あの、私苑組維って言います。あなたここで寝てたら多分病気になりますよ」

「・・・・・・維・・・・・・」

そう言いながらその人は私の頬に手を伸ばした。

「・・・・・・なんですか?」

私がそう聞くとその人は立ち上がった。

それに合わせて私も立ち上がった。

「来い」

・・・・・・はぁ・・・・・・。

そのままその人は路地裏を出て、少し歩いたところの一人暮らし用の家の前で止まった。

七条(しちじょう)

しち、じょう・・・・・・。

この人の苗字?

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