難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
そんなこと一ミリも考えてない。

ただな気まぐれで、この前のお店に入った。

あの三人の誰かに誘われたわけでもない。

気まぐれ。

私は誰かに許可をもらったわけじゃないけど二階に上がった。

あの部屋のドアの前に立つとなにやら喧嘩をしているのか、何を言っているのかは聞こえないけど言い合いの声が聞こえた。

・・・・・・嫌な予感がする。

ガチャ

私は意を決して扉を開けた。

「返せよ!」

「自分の食いたい物共有用冷蔵庫に入れるほうが悪いだろ!それにあれ買ってきてるの俺だし!」

「だからその分の金出してるだろ!返せ!」

羽野と七条が言い合いをし、それを椅子に座って観戦している宙海さんと凜がいた。

「・・・・・・維か」

凜のその言葉に言い合いをしていた羽野と七条は私の方を見た。

「「維ちゃん!」」

羽野は子犬のように私に近づいてきた。

「ねえ唯ちゃん!こいつ酷いんだよ!」

「・・・・・・何が・・・・・・?」

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