難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
私が聞くと、七条が「はあ!?」と言って羽野の肩を掴んだ。

「違う!それに俺まだお前から金貰ってないから俺の物だろ!」

「うっさい!今お前じゃなくて唯ちゃんに言ってんの!」

・・・・・・うるさ・・・・・・。

「・・・・・・で?」

「こいつが俺の小豆アイス食べたんだけど!」

・・・・・・しょぼ・・・・・・。

「謝れ!それで買ってきてよ!」

「はあ!?理不尽だろ!」

二人の言い合いを見ていると、宙海さんはスマホをポチポチ操作した後、カメラを二人に向けた。

「俺が食うって言ったやつだし!」

「だからって買ってきた俺の自由だろ!」

「・・・・・・って、あれ俺が買ってきたやつじゃん!!!嘘つき!」

「ヤベッバレたっ!」

おぉ・・・・・・。

「嘘つき!嘘つき嘘つき!俺のアイス返せ!」

「わかったわかったから!買ってくるから!買って来れば良いんだろ!」

「何そのやっつけ仕事みたいな言い方!買ってきて!」

「分かったって!」

< 38 / 59 >

この作品をシェア

pagetop