難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
「七条か・・・・・・まあ良い」

七条もそう言い、二人は白鐘悠斗と店を出た。

*  *  *

二人が出てからすぐに私と凜は家に帰った。

そして、家に帰ってから1時間半後のこと。

プルルルルル

スマホに凜から電話が来た。

「何?」

『羽野と七条が白鐘悠斗に捕まったっ・・・・・・場所は商店街の出口近くにある倉庫っ・・・・・・来てくれっ・・・・・・』

思ったよりも焦っている声色の凜。

凜が焦るって相当だよね・・・・・・。

「わかった。今から行く。5分ぐらいで着くと思う」

私はそう言って電話を切り、急いで家を出た。

あそこで止めてたら・・・・・・。

そんな後悔、今しても遅いって分かってても私は自分を責めそうになった。

今は助けることに集中してよ・・・・・・。

そんなことを自分に言い聞かせて走った。

商店街の入り口に差し掛かったところで足に痛みを感じ始めた。

まだ家を出て3分しか経ってないのにもかかわらず足が痛くなり始めた。

< 43 / 60 >

この作品をシェア

pagetop