難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
「源か!よろしくな!」

「っ・・・・・・!よろしく!晴一!」

どうしてか分からないけど俺は晴一との対面にひどく喜んでしまった。

それからは俺が防犯カメラで動きとかを追跡して、Vertexの情報をどんどん集めてその情報をもとに晴一と凜が潰しに行くようになった。

でも、その安定の関係は維ちゃんが来て変わった。

勿論、維ちゃんが悪いわけじゃない。

でも、俺等は知ってたから・・・・・・。

*  *  *

1年ちょっと前。

黒月―――舞さんはよく俺等の店に来ていた。

まあ、あれは癸酉さんの両親のいた店らしいけどもう使わないからってもらえたらしい。

「源くんさっすが〜!」

俺等と歳の差なんて親子ぐらいある。

維ちゃんのお母さんだからそりゃそうだけど。

「ありがとう!それで、ここが・・・・・・」

俺がタメ口で話しかけても笑顔で接してくれていた。

晴一と凜で潰しに行くように、癸酉さんと舞さんで潰しに行っていた。

そんないつも通りの日常だったのに・・・・・・。

< 64 / 140 >

この作品をシェア

pagetop